私も「毒親」持ちだったのかも?お父さんと離れて気付いたこと

雀です。

 

今日は結構暑かったですね💦

皆さん体調を崩さないようにお気をつけください🙏

 

さて、今日のお題は「わたしの記念日」です。

難しめですね〜〜〜記念日なんて無数にありますからね!

誕生日、結婚した日、付き合い始めた日……。

何について書こうか悩むところですが、恐らくあまり他の人とかぶらないであろう、私特有の「記念日」についてお話しようと思います。

 

ズバリ、今回お話する記念日は「お父さんと離れた記念日」です。

どういうことかと申しますと、早い話両親が離婚したんですね。私が大学2年になった4月のことでした。

私には2人の妹がいるのですが、3人揃ってお母さんについて行きました。なぜならお父さんが嫌いだったからです。

 

お父さんは亭主関白で、かなり厳しい人でした。門限にうるさかったり、ごはんを食べ残すと「世界には食べたくても食べられない人が〜」という説教が始まったり、、、

いや、「厳しい」という言い方には語弊があるかもしれません。思い返すと、厳しいしつけをされてきたというより「気分によって当たり散らされていた」という方がしっくりくるような気がします。

 

お父さんは本当に感情の浮き沈みが激しい人で、虫の居所が悪い時は何かあると怒鳴られました。

例えば、お父さんの誕生日のお祝いが2日程遅れた(しかもちゃんとした理由もある)だけで激ギレして、ケーキの入った箱を床に思いっきり叩きつけ、足で踏んづけていた姿は未だに忘れられないです。

お母さんは黙ってぐちゃぐちゃになったケーキを片付けてました。

 

そんな感じの生活だったので、家族みんなどこかビクビクしながら過ごしていました。

お父さんが出掛けていて家にいないと、すごく嬉しかったのを覚えています。

 

お母さんはずっとお父さんから離れたがっていました。

でもお母さんの稼ぎはごくわずかだったのと、まだ子どもたちが自立していないことが理由で何十年も我慢を強いられていました。

(余談ですが、お父さんの傍若無人ぶりは子どもがいない頃から既に始まっていたらしく、煙草を買ってきてと言われたお母さんがそれを拒否すると、お父さんは怒ってお母さんをトイレに閉じ込めたそうです。内側から扉が開けられないようにしっかり固定して)

 

そして、私と上の妹が両方大学生になり、お母さんはようやく腹を括って動き始めました。

安いアパートを探し回って、業者を呼ぶお金がなかったので自分たちで家財を運んで引っ越しをしました(引越しと言っても元の家から全然離れていなかったので)。

 

ものすごい解放感でした。

帰る時に「今日は家にお父さんいるのかな……」と心配する必要がなくなっただけで、かなり心が軽くなったのです。

 

それと同時に、私自身に変化が起こりました。

私は昔から、クラスに必ず数人苦手な人がいました。クラス全員と仲良くなることが出来なかったんです。

それが長年本当にコンプレックスでした。

「AちゃんはBちゃんとはすごく楽しそうに話すのに、私と話してもあんまり楽しくなさそうなのは何でだろう。私とBちゃんってどこが違うんだろう」ということをずーーっと考えて過ごしていました。

自分なりにいろんなキャラを試しました。大人しくニコニコしてみたり、委員など積極的に立候補していってみたり。

でも結局どれもしっくりこず、悶々としたものを抱えたまま高校を卒業、大学に入学しました。

大学でも最初は色々頑張ってたんですが、お父さんと離れた辺りから、考え方が変わったような気がするんです。

 

「全員に好かれるのは無理だ」「私のことを好きになってくれる人だけと仲良くなろう」「作ってないありのままの私を好きになってくれる人とだけ過ごそう」というふうに考えるようになったんです。

 

私はずっと自分に自信がありませんでした。だから他の人、私が憧れる「あの子」の真似をし続けていたんです。

そのことを今振り返ってみると、お父さんに自由な行動・発言を著しく制限されていた為に起こってしまっていたんじゃないかなと思えてしまうんです。

 

なので大学はこれまでの学校生活の中で一番楽しかったです(体育ないし)。

 

結婚する時も、常にお父さんと比較しながら相手を見ていました。絶っ対にお母さんの二の舞にはなりたくなかったので。

 

飾らない自分で友達とワイワイできるのはこんなに楽しいんだっていうことが知れたのは、私にとってはすごく大きいです。

なので今回のお題ではこれを「わたしの記念日」として選ばせて頂きました。

 

お父さんの胸糞エピソードはまだまだあるので、いつかまた話して差し上げます!(不要でしょうか?)

 

なんか暗い感じになってしまってすみません!

また更新します。